カメラの設定を全てオートにすると綺麗に撮れると言うわけではありません その状況に合わせて可能な部分は細かく設定したり マニュアルにする必要があります まだまだコンピュータが万能と言うわけではありませんよ(笑) |
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ホワイトバランス | ライブハウスやライブバーの場合は使われている電球の色温度が低いので 同じライティングで白い物に向けて“ワンプッシュ”で設定するか 電球マーク、または“室内”にした方が良い。 オートのままだと赤っぽい感じになったり、照明に色が入っているときなどに 正しい色にならない。 またあとから編集でホワイトバランスを調整するような時にも オートでホワイトバランスが変化すると調整しづらい。 |
フォーカス | 正面のワイドな映像は撮影前にフォーカスをとって“マニュアル”にした方が良い。 理由はオートにしておくと照明が暗転するときなどにカメラが目標を失って フォーカスが完全に合わなくなる時があるため。 また、その他の固定カメラでも被写体がカメラから見て大きく前後に動かない場合は “マニュアル”にして動かないようにした方が良い。 カメラがステージのかなり横から撮っている場合に、被写体がカメラに対して前後に 動く場合(ステージ上では横に動く)はフォーカスが追いかけられるように オートにした方が良い。 手持ちカメラなど人間が操作する場合はマニュアルフォーカスで人間が常に確認するか 、小型ビデオカメラの場合はマニュアル操作は難しいのでオートにしても良い。 カメラの位置と用途によって考えてください。 |
明るさ | 基本的にはオートにした方が良いと思う。理由は照明によって ステージの明るさが変わるためにマニュアルにしておくと、 確認しながら常に人間が調整しなくてはならない。 ただし、ワイドの映像を撮っているカメラはオートからマイナス1など調整できる機種は マイナス1もしくは2などに設定した方が良い。(SONYの場合“AEシフト”) 理由はそうしないと人間が白くなってしまいます。調整の数字はカメラによっても違うので 何度か試してみるしかないでしょう。 また“シーン設定”などで“逆光”などがある場合でも、 通常の設定にした方が良さそうです。 特に暗いライブバーなどの場合はカメラを高感度にする必要があるかもしれません。 高感度という言葉ではなく“Law LUX”と表示されている事もあります(SONYの場合) それに設定してもまだ暗い店もあります |
手ぶれ補正 | 固定カメラの場合は切りましょう。 手持ちカメラの場合は入れた方が良いでしょう。 |
デジタルズーム | 切った方が良いでしょう。 ONになっているとズームアップしたときに画質がかなり悪くなります |