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デジカメの『焦点距離35o換算』とは


 デジカメのカタログを見ると35mm判換算と書いてあります。
これはどういう事でしょうか?
 「今までのフィルムカメラのレンズだとこのくらいと同じ大きさで写りますよ」と言うことは、想像できるとは思いますが、具体的にはどのようなことなのかを説明します。



 なぜこのようになるかと言うと原因は『フィルム(またはCCD)の大きさの違い』にあります。
フィルムカメラの時には『一眼レフ』でも『コンパクトカメラ』でもフィルムサイズは同じでした。(一時期ブームになった『ハーフサイズカメラ・110カメラ・APSカメラ』は除く)
 しかし、デジカメになってフィルムの代わりにCCDが使われ、機種によりその大きさが違うのです。

35oカメラ(フィルム)と言ってもなぜかフィルムサイズは・・・・36o 理由は知りませんm(__)m

 上のように同じレンズで撮影すると下のように写真になります。



 同じ焦点距離で撮った場合、撮影されるCCDが小さいと望遠レンズで撮影したのと同じ結果になります。写真にした時に、フィルムカメラで撮影したのと同じ大きさになるように撮影するには『焦点距離の短いレンズ』で撮影すれば良いのです。
 それが『35mm判換算 』と表記されています。



 一眼レフの場合はレンズを交換するので きまった焦点距離にはできないため、1.3倍とか1.6倍とか書かれています。たとえば1.5倍とすると200oの望遠レンズが300oの超望遠レンズになります。



直線上に配置