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合成の基礎

パリの映像 日本のスタジオ パリを走る少年

 画面の合成とは上の絵のようにベースとなる映像に別な映像を切り抜いて貼り付けることです。この絵を切り抜くためにいくつかの方法があります。
 切り抜く画像とそれ以外を区別する事で切り抜く信号を作るのですが、そのためには『明るさで区別する』と『色で区別する』と言う2つの方法ががあります。また、切り取るための信号を別々に用意する方法もあります。

名称 切り抜きに 代表的な例 合成するための画像 合成された画像
クロマキー 色で切り抜く 背景の合成や
バーチャルスタジオ

背景をブルーで撮影する
レベルキー
ルミナンスキー
リニアキー
(名称は違いますが基本的なしくみは同じです)
明るさで切り抜く テロップ
背景を黒で作る
外部キー
(External Key)
切り抜き画像を
別に用意する
地図などを画像に合成

はめ込む画像と切り抜く信号を別々に用意する
α(アルファ)キー  ファイルのαチャンネルを使用する ノンリニア(コンピュータ内で編集)になって使われるようになった 外部キーのキー信号をαチャンネルにして静止画・動画で使用する

この他にもキー信号を作って合成する方法は多くあります
『クロマキー』を『クロマキ』と呼ぶ場合もありますが、ここでは本来の『クロマ』+『キー』と言うことで『クロマキー』と呼びます。

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