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テープ編集ノンリニア編集


テープ編集とノンリニア編集を表にして比較してみました

テープ編集
(リニア編集)
ノンリニア編集
操作性 プレイヤーとレコーダーの1:1編集ならば比較的操作が簡単。 慣れれば便利だがコンピュータが苦手な人には難しいかも。
予算 × 機材が高い。
VHSオフライン編集でも数十万〜100万円近くかかる。
通常のVTR編集室は数千万円〜数億円かかっています。
機材が比較的安い。
HD編集であっても10万円前後のパソコンでも大丈夫。
編集ソフトも数万円で仕事で使えるものがある。
完成の保存 テープの保存場所が場所をとるため大量になると難しい。また気温・湿度の管理をしないとテープが悪くなり再生不可能になる。 最近はHDDが安くなってきたので、プロジェクトをそのままバックアップ用のHDDに保存することも可能になってきた。完成したものを動画ファイルにして保存してもよい。
即時性 収録してきたテープですぐに編集を開始することができる。 テープやメモリからハードディスクにキャプチャー(ダビング)しなければならない。(メモリの場合は直接編集も可能なシステムもある)
最近はダビングの速度も向上していてかなり短時間になってきた。
編集で迷っている部分が多い編集の場合 × 編集後に長さの変更をしたり何度もやり直すことが苦手 長さの変更や順番の入れ替えなどが簡単なので、使うところを迷っている場合に有効。
複雑な合成をする編集の場合 × 合成前にプランを立てて計画的に合成する場合が多い。
簡単な合成ならば時間も短いが、複雑になるほど膨大な時間がかかる
思いついた部分から作っていくことができる。(合成の手順だけ先に作り、後から映像を入れることも可能)
システムによってはレンダリング時間がかかるが、最近のシステムならばかなり時間は短い。
後日の修正作業 × 合成した部分の修正は、場合によっては全てやり直しになる可能性もある。 合成部分の下絵になっている映像でも入れ替えが可能
データの安全性  細かいノイズは出やすいが、テープが切れてもつなげば他の部分の画像は使用可能
テープの保存状態によっては湿度でベタベタになる可能性もある
× 細かいノイズなどには強いが、メモリーやHDDなどのエラーにより“データの全て”が消える可能性もある

2011/03/28 一部修正しました

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