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『プログレッシブ』と『インターレース』

2011/07/2 内容を一部修正・加筆しました

テレビはの点が集まって映像になっています。そしてその点の集まりは左から右へ順番に(少しだけ斜め方向)表示されます。それが『走査線』です。

上から順番に走査線を表示して行くのを『プログレッシブ』または『ノンインターレース』と言いますが、最近は前者が一般的な言い方でしょう。長所としては画面がちらつきにくい。30pの場合、欠点としては1秒間の画像が約30枚なので動きの速い映像には向かない事です。

しかし、家庭用ビデオカメラの多くに最近は60pの規格も出てきました
日本の場合1秒間の画像枚数は30枚(29.97フレーム)ですが、これを上から1・3・5・7〜という具合に一本飛ばしで表示して、一番下まで行った後 再び上から2・4・6・8〜と残った走査線を表示していきます。そうすることで 一枚の画像(1フレーム)を二回(2フィールド)に分けて作っています。
これを『
インターレース(飛び越し走査)』と言います。欠点は画面がチラツキ易い事。


プログレッシブとインターレース(改訂版) 24p,60i,60p

プログレッシブとインターレース(旧) 30p,60i


最近の一般的なビデオカメラは24p,60i,60pを選択して撮影することが出来ます
反対に30pはビデオカメラではほとんど無くなりつつあります

現在の主流は60iですが
用途によって24pを使ったり、60pを使うこともあるようです





直線上に配置